
理系大学生です。
よく、『理系大学生は遊ぶ暇がないくらい忙しい』と言われているのでビビってます。
これは事実なんですか?
ほとんどの方が、人生で最も時間を持て余すであろう大学生活。
そんな中でも理系大学生は、文系と比べて忙しい傾向にあります。
ただし、本当に遊ぶ暇がないくらい忙しいのでしょうか?
先に結論から言うと、『遊ぶ暇すらないくらい忙しい』というのは真っ赤なウソです。

ただし、事実として忙しい時期はあります。
本記事では、『理系大学生はどの程度忙しいのか?』や『理系大学生が忙しくなる時期』について紹介していきます。

現在は研究生活でヒィヒィしている大学院生です(笑)
本文に入る前にひとつ。
せっかくの理系大学生(もしくはなる予定)のあなたは、大学高学年になるにつれて忙しくなり、バイトする時間を確保するのが難しくなります。
高学年で金欠にならないように、時間のある今のうちからバイト以外の収入源を作っておきましょう。
これをやっている人とやってない人では、大学4回生・大学院生では雲泥の差です。
真実:『理系大学生は遊ぶ暇がないほど忙しい』はウソ

冒頭でも言ったように、『理系大学生は遊ぶ暇がないくらい忙しい』というのはウソです。
事実、僕も周りの友達も『毎日、忙しすぎて遊べない』と言っている理系大学生はいません。

それってサボってるだけじゃないの?

僕も友人も大学の成績は上位なので、サボっている訳ではありません。
というか、365日忙しそうにしている大学生なんて見たことないよ(笑)
ただし、『忙しくなる時期がない』という訳ではありません。
大学生をやっている以上、忙しい時期・暇な時期はどちらも存在します。
理系大学生と言えど、常に『遊ぶ暇がないくらい忙しい』という訳ではないので安心してください。
事実:『理系大学生は忙しい』というのはホント

先ほど、『理系大学生は遊ぶ暇がないくらい忙しい』はウソだと言いました。
ですが、理系大学生が忙しいのは紛れもない事実です。
文系学科の大学生と比べ、どうしても理系は忙しくなる傾向があります。
本記事では、『その理由と原因・忙しい時期』について詳しく解説していきます。
さらに大学生の先輩として僕から、理系学生としての大学生活を乗り切るためのアドバイスについてもご紹介しますね。
理系大学生のあなたにとっては有意義な情報になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

特に1回生は必見です!
『理系大学生は忙しい』と言われる理由と原因

理系大学生が忙しいのには、理由と原因があります。

『理由は自分で作れるもの』で、『原因は自分で変えられないもの』
この2つは分けて考える必要があるので、順番に解説していきますね。
理系大学生が忙しい理由
まずは、『理系大学生は忙しい』と言われる理由について。
これについては、端的に言うと『選択肢が多いから』です。
実際、理系大学生はできることがたくさんあります。
などなど。
自分が興味のあることにどんどん手を出していけば、忙しくなっていくのは当然のことですね。
ですがこれは、人生1度きりの大学生活において非常に価値のあることでもあります。

自分のために時間を投資するのは素晴らしいですね。
ついでに、理系大学生がやっておくべきことについても紹介しておきます(↓)
理系大学生が忙しい原因
次に、『理系大学生は忙しい』と言われる原因について。
これには、主に次のようなことが考えられます。
ひとつひとつ解説していきますね。
専門科目の数が多い
理系は文系と比べ、専門科目の数が圧倒的に多いです。

僕が通っている大学(某国立)の場合、卒業に必要な専門科目数は90くらいです
さらに、全体的に理系の専門科目は難易度が高め。
これらの専門科目のテスト勉強やレポートに時間を取られるのが大きな原因になっています。

大学のテスト勉強で悩んでいる方は、成績上位をキープできる勉強法を参考にしてみてください(^^)
実験・実習形式の授業がある
これが、理系と文系の大きな違いです。
ほとんどの文系学科の場合、実習や実験などの授業は基本的にはありません。
しかし理系の場合、低学年の頃から定期的に実験・実習形式の授業があります。
ただでさえ専門科目で大変な上に、これらが重くのしかかってくるということです。
レポートが多い
先ほどの2つと関連して、理系は圧倒的にレポートが多いです。
普段の専門科目の授業だけでなく、実験のレポートもあるのがマジでキツい。
ただし、これら3つはやらないと卒業できない必須科目。
とにかく頑張ってやるしかないです(笑)
研究室生活(4回生以降)
ここから話が変わりますが、4回生以降にある研究室もかなりキツめです。
研究室の雰囲気やコアタイムにもよりますが、大学4年間の中で最も忙しくなる場合がほとんどと考えていいでしょう。
ただし、研究室に関しては自分で何とかできる可能性があります。
研究室配属を見越して、低学年の内から人気の研究室に入れるくらいの成績を取ることをオススメします。

研究室の選び方については、こちら↓の記事で詳しく解説しています。
時間があれば、合わせてどうぞ。
理系大学生が特に忙しい時期3選


理系大学生が忙しいとされる時期はいつ頃なんでしょう?
続いて、理系大学生が忙しくなる時期について。
一般的なカリキュラムや僕自身の経験上、理系大学生が忙しくなる時期はこの3つです。
ひとつひとつ理由と合わせて解説していきますね。
3位:大学1回生の初期
第3位は、大学1回生の初期です。
理由としては、主に次の2つが挙げられます。
入学したばかりで、大学生活に慣れていない
そもそも、この時期はまだ大学生活に慣れていない人が多いのが事実。
新生活が始まる時期は、何かと忙しくなりますよね。
当然、大学生活にもそのことが当てはまります。
シンプルに履修する科目が多い
大学1回生の最初の頃は、ガイダンスなども含めて履修する科目が多いのが一般的です。
3年以上大学生をやってきた今では考えられないのですが、当時は毎日フルコマで授業が入っていました。
このことも、大学生活を忙しくする要因のひとつです。
2位:大学2年生の一部
続いて第2位は、大学2回生(一部)です。
実はこの理由はとてもシンプルで、実験や実習などの授業が本格化するからです。

酷い時だと、週2日も実験させられます(笑)
実験や実習をするということは、その分レポートも書かせられるということ。
この時期は本当に忙しくて、遊ぶ時間もほとんどないことを覚悟しておいた方が良いかもしれません。
1位:研究室生活(4回生以降)
いよいよ最後、第1位は研究室生活です。
研究室は主に大学4回生になると配属されますが、この研究室生活が本当に忙しい。
特に、コアタイムと呼ばれる研究室に出社する時間・退勤する時間が定められている場合だと、その時間は強制的に拘束されます。

化学系のブラック研究室だと、9時~21時なんてこともザラ。
将来的なことも考えて、ブラック研究室の見分け方は知っておくと良いですよ。
ただし、全ての研究室がブラックという訳ではありません。
中には学生の自主性を重視した、いわゆるホワイト研究室というのも存在します。
ただし、このようなホワイト研究室は非常に人気のため、倍率も高くなっているのが普通。
研究室配属の方法は、一般的には成績順で希望が通っていきます。
なので、最低限の成績は準備しておいた方が良いですよ。
意外:理系大学生でも暇になる時期


割とずっと忙しそうじゃん…暇な時期とか無いんですか?
文系に比べれば基本的に忙しい理系大学生ですが、もちろん暇な時期もあります。
それが、春休み・夏休みなどの長期休みの間。
この期間は、基本的に学校はないので自由に時間を使えます。

ダラダラ過ごすのもアリですし、留学など、自分のスキルアップや経験に時間を投資するのもアリですね
ここでチョット紹介。
本サイトでは長期休みのことを考えて、大学生がやっておくべきことについて紹介しています。
興味がある方は、時間のある時に読んでみてください(^^)
ですが、ずっとダラダラ過ごすのはあまりオススメできません。
と言うのも、理系の場合は特に、この期間に成長できた人とダラダラした人の差が大きく生まれてしまうからです。
後の就活や院試などで後悔しないためにも、できることは今の内にやっておきましょう。
質問:理系大学生でもバイトはできますか?


理系大学生でもバイトする時間はあるんでしょうか?
結論から言うと、理系大学生でもバイトすることは普通に可能です。
というか、バイトできないくらい授業が忙しい大学生なんて居ません(笑)
ただし、先ほど紹介したように、理系の場合はめちゃくちゃ忙しい時期があります。
その時期にバイトするのは非常に大変なので、できる内にやっておくことをオススメします。

理系大学生にオススメのバイトについても紹介しておきますね。

いやあ、でも課題やレポートが多すぎて、どうしてもバイトする気になれない…
↑こういう方もいるはずです。(特に理系のあなた)
しかし、大学生にもなればバイトじゃなくてもお金は稼げます。

バイト以外で稼げる方法は、例えば↓の記事で紹介してるものなどがあります
特に理系大学生なら、即戦力になる専門知識を持っている人は多いですよね。
特にプログラミングを触ったことのある人なら、ぶっちゃけバイトなんてやらんでも良いくらいのスキルを持ってます。
これらの人は、在宅の短い労働時間でバイト代以上稼ぐことも充分可能です。
これらの金策は、チョットの行動力さえあればお金だけでなく、特別な経験・知識も手に入ります。
しかも、一見難しそうに見えて、実はメチャクチャ簡単!なんてこともよくあります。
しかし、多くの大学生が敷居が高いと勘違いして挑戦しないんですよね。
これってめちゃくちゃチャンスな状況にあると思いませんか?
就活でも大きなアピールポイントになるので、挑戦できる方はやり得ですよ。

まさに、理系大学生の真骨頂ですね!
忙しい理系大学生活だからこそコレをやれ!

ここからは、理系大学生の先輩として、忙しい理系大学生活を乗り切るためのアドバイスをいくつか紹介します。
それが以下の点。
ひとつひとつ解説していきますね。
課題・レポートはその日に終わらせる
ほとんどの大学生が、課題やレポートを期限ギリギリに提出しがちです。
しかしそれは、理系の場合だと自分の首を絞めることになりかねません。
先ほども言ったように、理系の忙しい時期は毎日がマジで大変です。
そんな日々の中、レポートをギリギリに提出する癖がある人は、大体間に合いません。
そんな悪癖を付けないためにも、レポートや課題は早め早めでこなす癖を付けておきましょう。
できるだけ良い成績をキープ
成績も良いに越したことがありません。
特に理系の場合、成績は研究室配属の結果に直結します。

脅すつもりはありませんが、ブラック研究室に配属されるとかなりキツイです
そうならないためにも、できる限りの好成績は維持しましょう。
バイトに頼り過ぎた生活から早めに脱却
世間一般では、『大学生=バイトでお金を稼ぐ』と思っているのが普通。
しかし、理系大学生ならバイトなんかするよりも、効率的で貴重な経験がたくさんできます。
また、何度も言っているように、理系大学生は忙しい時期にはマジで忙しくなります。
そんな時期にバイトもやるとなるのは、結構無理ゲー。

バイト以外で稼ぐ基盤を早めに作っておくと大学生活の難易度が一気に下がりますよ!
友達・先輩との良い関係をたくさん作る
最後に、友達や先輩との繋がりはめちゃくちゃ大切です。
友達からは情報交換や試験の過去問など、先輩からは直接アドバイスを聞ける絶好のチャンス。
できるだけ多くの人と関われるように、大学入学初期の頃から知り合い作りに奔走してみてください。
「理系大学生は忙しい?」まとめ
今回は、『理系大学生は忙しいのか?』ということについて、解説してきました。
『理系大学生は遊ぶ暇がないほど忙しい』は言い過ぎではありますが、忙しい時期があるのは事実です。
本記事で紹介した、忙しい時期や乗り切るためのアドバイスを参考に、ぜひ頑張ってください!
今回は以上。最後までお読みいただきありがとうございました。
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