
理系大学生です。
よく、『理系大学生は遊ぶ暇がないくらい忙しい』と言われているのでビビってます。
これは事実なのでしょうか?
ほとんどの方が、人生で最も時間を持て余すであろう大学生活。
そんな中でも理系大学生は、文系と比べて忙しい傾向にあります。
ただし、本当に遊ぶ暇がないくらい忙しいのでしょうか?
本記事では『理系大学生は本当に忙しいのか』について、筆者自身の経験談から『事実と本音』で語りす。

この記事を書いている僕は現役大学生(4回生)
理系大学生として3年間を経験してきたので、理系大学生事情には精通しています。
【真実】『遊ぶ暇がないほど忙しい』はウソ

先に結論から申し上げると、『理系大学生は遊ぶ暇がないくらい忙しい』というのはウソです。
実際、僕や周りの友達で『毎日、忙しすぎて遊べない』と言っている理系大学生はいません。

それってサボってるだけじゃないの?
↑こう思った方もいると思います。
ですが事実、僕自身も大学の成績は上位ですし、さらに成績の良い人でも『毎日遊ぶ暇がないほど忙しい』と言っている人は見たことありません。

流石にそこまで忙しくはないので、ビビっている方は安心してね(笑)
理系大学生が忙しいのは事実

先ほど、『理系大学生は遊ぶ暇がないくらい忙しい』はウソだと言いましたが、理系大学生が忙しいのは紛れもない事実です。
本記事では『その理由と原因・忙しい時期』を解説するだけでなく、『この大学生活を乗り切るための先輩からのアドバイス』についても紹介しています。
理系大学生のあなたにとって有意義な情報ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。
『理系大学生は忙しい』と言われる理由と原因

前提として、『理系大学生は忙しい』と言われる理由と原因は分けて考える必要があります。
なぜなら、『理由は自分で作るもの』であり、『原因は自分で変えられないもの』だからです。

少し小難しいことを言いましたが、とにかく見ていきましょう!
理系大学生が忙しい理由
まずは、『理系大学生は忙しい』と言われる理由について。
これは、人によって意見が分かれますが、個人的には『選択肢が多いから』だと思います。
実際、理系大学生はできることがたくさんあります。
などなど。
自分が興味のあることにどんどん手を出していけば、忙しくなっていくのは当然のこと。
ですがこれは、人生1度きりの大学生活において非常に価値のあることでもあります。
自分がやりたいことをやって忙しくなるのは結構、大いに賛同致します。
理系大学生が忙しい原因
次に、『理系大学生は忙しい』と言われる原因について。
これには、主に次のようなことが考えられます。
ひとつひとつ解説していきますね。
専門科目の数が多い
理系は文系と比べ、専門科目の数が圧倒的に多いです。

僕が通っている大学(某国立)の場合、卒業に必要な専門科目数は90くらいです
さらに、理系の専門科目は難易度が高いものが多く、これらのテスト勉強やレポートに時間を取られるのが大きな原因になっています。
実験・実習形式の授業がある
理系の場合、一番厄介なのが実験・実習形式の授業があること。
ただでさえ専門科目で大変な上に、これらが重くのしかかってきます。
レポートが多い
先ほどの2つと関連して、理系は圧倒的にレポートが多いです。
普段の専門科目の授業だけでなく、実験のレポートもあるのがマジでキツい。
ただし、これら3つはやらないと卒業できない必須科目。
とにかく頑張ってやるしかないです。
研究室生活(4回生以降)
ここから少し毛色が変わりますが、4回生以降にある研究室もかなりキツめです。
研究室の雰囲気やコアタイムにもよりますが、大学4年間の中で最も忙しくなる場合がほとんど。
ただし、研究室に関しては自分で何とかできる可能性があります。
後ほど詳しく言いますが、研究室配属を見越して、今の内から人気の研究室に入れるくらいの成績を取ることをオススメします。
【質問】理系大学生でもバイトはできますか?


理系大学生でもバイトする時間はあるんでしょうか?
↑このような疑問を感じている方は多いはず。
結論から言うと、理系大学生でもバイトすることは普通に可能です。
ただし、後ほど紹介するように、理系の場合はめちゃくちゃ忙しい時期があります。
その時期にバイトするのは非常に大変なので、できる内にやっておくことをオススメします。

課題やレポートが多すぎて、どうしてもバイトする気になれない…
↑このような方は、家でできるバイト以外でお金を稼ぐ方法にチャレンジしてみることをオススメします。
これらの金策は、チョットの行動力さえあれば、お金だけでなく、バイトと違って特別な経験・知識も手に入ります。

まさに、理系大学生にピッタリなので、興味があればこちら↓の記事も読んでみてね!
理系大学生が特に忙しい時期3選


理系大学生が忙しいとされる時期はいつ頃なんでしょう?
一般的なカリキュラムや僕自身の経験上、理系大学生が忙しくなる時期はこの3つです。
ひとつひとつ理由と合わせて解説していきます。
3位:大学1回生の初期
第3位は、大学1回生の初期です。
理由としては、主に次ぎの2つが挙げられます。
入学したばかりで、大学生活に慣れていない
そもそも、この時期はまだ大学生活に慣れていない人が多いのが事実。
新生活が始まる時期は、何かと忙しくなりますよね。
当然、大学生活にもそのことが当てはまります。
シンプルに履修する科目が多い
大学1回生の最初の頃は、ガイダンスなども含めて履修する科目が多いのが一般的です。
3年以上大学生をやってきた今では考えられないのですが、当時は毎日フルコマで授業が入っていました。
このことも、大学生活を忙しくする要因のひとつです。
2位:大学2年生の一部
続いて第2位は、大学2回生(一部)です。
実はこの理由はとてもシンプル、実験や実習などの授業が本格化するからです。
酷い時だと、毎週週2日も実験させられます。
実験や実習をするということは、その分レポートも書かせられるのでマジで大変。
この時期は本当に忙しくて、遊ぶ時間もほとんどないことを覚悟しておいた方が良いかもしれません。
1位:研究室生活(4回生以降)
いよいよ最後、第1位は研究室生活です。
研究室は主に大学4回生になると配属されますが、この研究室生活が本当に忙しい。
特に、コアタイムと呼ばれる研究室に出社する時間・退勤する時間が定められている場合だと、その時間は強制的に拘束されます。

化学系のブラック研究室だと、9時~21時なんてこともザラです
ただし、全ての研究室がブラックという訳ではありません。
中には学生の自主性を重視した、いわゆるホワイト研究室というのも存在します。
ただし、このような研究室は非常に人気のため、倍率も高くなっているのが普通。
研究室配属の方法は、一般的には成績順で希望が通っていくため、最低限の成績は準備しておいた方が良さそうです。
理系大学生でも暇になる時期


割とずっと忙しそうじゃん…暇な時期とか無いんですか?
文系に比べれば基本的に忙しい理系大学生ですが、もちろん暇な時期もあります。
それが、春休み・夏休みなどの長期休みの間。
この期間は、基本的に学校はないので自由に時間を使えます。
ダラダラ過ごすのもアリですし、留学など、自分のスキルアップや経験に時間を投資するのもアリです。
>> 大学生が春休みにやること11選!後悔したくないなら今日から行動すべし!
ですが、ずっとダラダラ過ごすのはあまりオススメできません。
と言うのも、理系の場合は、この期間に成長できた人とダラダラした人の差が大きく生まれてしまいます。
後の就活や院試などで後悔しないためにも、できることは今の内にやっておきましょう。
【アドバイス】忙しい大学生活を乗り切るためにやるべきこと

ここからは、理系大学生の先輩として、忙しい大学生活を乗り切るためのアドバイスをいくつか紹介します。
それが以下の点。
ひとつひとつ解説していきます。
課題・レポートはその日に終わらせる
ほとんどの大学生が、課題やレポートを期限ギリギリに提出しがちです。
しかしそれは、特に理系の場合だと自分の首を絞めることになりかねません。
先ほども言ったように、理系の忙しい時期は毎日がマジで大変です。
そんな日々の中、レポートをギリギリに提出する癖がある人は、大体間に合いません。
そんな悪癖を付けないためにも、レポートや課題は早め早めでこなす癖を付けておきましょう。
できるだけ良い成績を残す
成績も良いに越したことがありません。
特に理系の場合、成績は研究室配属の結果に直結します。
良い成績を維持するのは決して楽なことではありませんが、ブラック研究室に入る方がもっと大変です。
そうならないためにも、できる限りの好成績は維持しましょう。
バイトに頼り過ぎた生活から早めに脱する
『大学生=バイトでお金を稼ぐ』と思っている方がほとんどですが、ハッキリ言って古いです。
何度も言っているように、理系大学生の場合、忙しい時期はマジで忙しくなります。
そんな時期にバイトもやるのは、ちゃんと無理ゲー。
ですが今の時代、大学生でもパソコンひとつあれば誰でもバイト代くらいは稼げる世界です。
『大学生=バイトで稼ぐ』という思考は古いという認識を持ちつつ、バイト以外で稼ぐ基盤を早めに作っておくと大学生活の難易度が一気に下がりますよ。
友達・先輩との良い関係をたくさん作る
最後に、友達や先輩との繋がりはめちゃくちゃ大切です。
友達からは情報交換や試験の過去問などが、先輩からは忙しい時期の乗り切り方などを教えてもらえる絶好のチャンスです。
できるだけ多くの人と関われるように、大学入学初期の頃から知り合い作りに奔走してみてください。
「理系大学生は忙しい?」まとめ
今回は、世間で言われているように理系大学生は忙しいのか?ということについて、現役理系大学生の僕が解説しました。
『理系大学生は遊ぶ暇がないほど忙しい』は少し言い過ぎではありますが、かなり忙しいのは事実です。
本記事で紹介した、忙しい時期や乗り切るためのアドバイスを参考に、ぜひ頑張ってください!
今回は以上。最後までお読みいただきありがとうございました。
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