現役の理系大学生です。
4回生になり、研究室に配属されたのですが研究室生活が辛いです。
どうやって、この1年を乗り切れば良いのでしょう。
理系学生なら誰しもが配属されることになる研究室。
そこでは、最低でも1年間は過ごすことになります。
大学院も考えれば3年間です…。長っ!!
楽しい研究室生活が送れれば良いものの、誰もが必ずしも良い研究室に巡り合えることはありません。
中には、毎日つらいと感じてしまうような研究室もあるはず。
そこで本記事では、大学の研究室がつらいと感じた時にやって欲しい5つのことについて紹介していきます。
絶賛、研究室生活なう
本題に入る前に少し。
まだ、本記事を見てくれている人の中には、まだ研究室に所属していない方もいるはず。
そんな方はまず、『自分にあった研究室の選び方』と『ブラック研究室の見分け方』を熟知すべきです。本記事を読む前に、ぜひ参考にしてみてください↓
事実:大学の研究室にアタリ・ハズレは絶対にある
まず事実として、研究室のアタリ・ハズレは必ずあります。
『どこの大学の・どこの研究室でも』です。
とある調査では、『大学院生の45%が研究活動に何らかのストレスを感じている』とのこと。
実際に僕は化学系の学科に所属しているのですが、化学系の研究室は基本ブラックです。
僕の友人も、ヒーヒー言いながら毎日頑張ってますよ
なので、『自分だけがつらい研究室生活を送っている』訳ではありません。
このことを頭に入れておいてみてください。
原因:大学の研究室がつらいと感じるワケ
では、なぜ大学生活で研究室が辛いと感じてしまうのか。
主に次のような理由があると考えられます。
教授がウザい
あるあるですね。
教授はその研究室のトップに君臨している訳ですから、その人の思想が研究室に色濃く反映されます。
また、教授を取り囲んでいる准教授や助教も、教授の機嫌取りに走る場合がほとんど。
『教授達VS学生』みたいな構図になっているところがほとんどです(笑)
ウチの研究室もほんとスゴイデス…(語彙力)
研究内容が自分の好みと合わない
研究内容が自分の好みに合わないことが原因の方もかなり居るのではないでしょうか。
事実、卒業研究や修士研究はテーマゲーとも言われています。
研究しやすいテーマもあれば、ほぼ無理ゲーなテーマもあります。
ただし、そんなのは研究が始まってみないと分かりません。
正直、どうしようもないですよね(笑)
興味の無い分野の研究にやる気がでないのは普通ですヨ…
研究に対するモチベーションがない
理系大学生全員がモチベーション高く研究をやりたい訳がありません!
↑こんな思いを持っていて当然。悪い事なんてありません。
逆に、研究のモチベーションがある方が凄い!
周りのレベルと合わない
意外と多い悩みかもしれませんね。
良くも悪くも、自分のレベルと周りのレベルが合わないと苦労します。
特に理系の場合、専門分野の話は難しいものが多く、付いていくのも大変ですよね。
あまり他人と比較しないこと
長いコアタイムに縛られる
出ました、ブラック研究室鉄板ネタ!
異常なまでのコアタイムの長さです。
特に僕が所属している化学系(特に有機系)の研究室には、マジでヤバいコアタイムが設定されているところがいくつもあります。
本当にヤバい所は、9時~21時(月~土)
………土曜!?
拘束時間が長すぎる研究室なんてつらいのも当然ですよね。
放置系の研究室
逆に、放置系で緩すぎてつらい研究室もあります。
ここで言う『つらい』とは、後から来るパターン。
放置ゲーしてんのか!?ってぐらい無干渉な所も結構ありますよね
普段の研究室が緩すぎた結果、卒論間近になって大慌てで研究をする羽目になるパターンです。
自主的に研究を進めないと、とんでもないことになりますね(笑)
実際に僕も、放置系の研究室に所属しています。
そこでの状況などは、↓の記事で紹介しているので、合わせてどうぞ。
研究室の他の学生との関係が悪い
研究室の学生同士で仲が悪いのは、かなりつらいのではないでしょうか。
本来であれば研究室の仲間は、教授の愚痴なども話せる、言わば戦友のような存在。
そんな貴重な人たちと仲が悪いと、ストレスを吐き出す場所もありませんよね。
特に少人数の研究室でこれだと、マジでヤバいですよね(笑)
大学の研究室がつらいと感じたら。すぐにできる5つのこと
先ほど挙げた原因などから、研究室がつらいと感じた時にやって欲しいことは次の5つです。
まずは信頼できる人に相談
まずは相談!
一人で抱え込むほど悪いことはありません。
信頼できる友人や教授、大学のカウンセラーでも良いと思います。
とにかく、一刻も早く誰かに相談しにいきましょう!
(愚痴を…)相談すると少し楽になれるかも!
大学のハラスメント相談窓口に行く
教授からのハラスメントが酷い場合には、積極的に大学のハラスメント相談窓口に向かいましょう。
ご自身の精神衛生的にも、他の研究室のメンバーのためにも、行っておいて損はないです
ちなみに、ウチの研究室では一つ上の先輩がホントに行ったらしいですwwww
大学院では別の研究室を希望する
このまま同じ研究室に留まりたくない場合もあると思います。
特に、研究内容が自分に合ってないと、毎日が憂鬱ですよね。
その場合は、大学院からでも別の研究室に移動できる場合があるので、まずは大学院の担当者に相談に行ってみてください。
他大学を狙うのもアリ!その場合は、早い段階から院試勉強を始めるべきです。
院試勉強については、こちらの記事↓で詳しく紹介しています。
研究室のイベントには積極的に参加する
研究室の同期や先輩は、同じ苦境を共に進む戦友です。
少しでも親睦を深め、愚痴くらいは言い合える仲になっておくと楽ですよ。
また、研究室の他の学生との関係が悪い場合でも、できる限り仲良くなれるように頑張ってみてはいかがでしょうか。
コミュニケーション不足だっただけで、飲み会や同じイベントで交流を深めると案外仲良くなれるかもですよ。
研究以外のことを頑張る
研究以外で、自分の楽しみややりがいを見つけるのもオススメです。
研究室がどうしてもつまらないなら、他にやりたいこと・熱中できることを作ればOK。
自分のスキルアップに繋がって、見返せるようになれればベスト!
やりたいことなあ、何かないかな~
他にやりたいことなんて、急には見つかりませんよね。
やりたいことではないですが、『理系大学生がやっておいて損はないこと』について、↓の記事で紹介しています。合わせてどうぞ(^^)
鬱:もしも本当につらいと感じた時には
もしも本当につらいと感じた時には、研究を辞めるのも致し方ありません。
実は、文部科学省のデータにこんなのがあります。
5%って、思ったより多い数字ですよね。
意外と、大学院生でも中退している人はいます。
大学院生でこれくらいなんですから、大学生だともっと多いはずです。
もちろん、研究をやめるのは自分にとってデメリットになることは多いのが事実。
そのことも踏まえて、勇気の決断をするのもナシではないかもしれませんね。
でも、できる限りは頑張りましょう!
「大学で研究室がつらいと感じたらやって欲しい5つのこと」まとめ
今回は、大学の研究室がつらい時の対処法についてご紹介しました。
長い研究室生活なので、嫌なことも苦しいこともあるはずです。
あまり無理をせず、しっかり考えた上で決断をしていけば大丈夫なはずです!
僕も頑張りやすっ…!
今回は以上。最後までお読みいただきありがとうございました。
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