
・理系大学生です。大学のテストってどんな感じ?
・勉強はいつから始める?
・どうやって勉強すれば良いの?
↑このような疑問を持っている新大学生の方は多いはず。
たしかに、高校までとは違って大学のテストは何すれば良いのか分かりづらいですよね。
特に、新大学生になったばかりの人は、何から手を付ければ良いのか分からないのが普通。
そこで、本記事では大学生のテスト勉強について詳しく解説していきます。

僕自身もテストの時だけは頑張っていたので、一応成績上位の学生です
事実:大学生でもテスト勉強はきちんとやるべき

本題に入る前にまず、新大学生になった方。
受験お疲れ様でした!
今まで努力した結果、大学生になれたと思います。
ですが、大学入学はひとつの通過点でありゴールではありません。
特に我々のような理系大学生は、大学後には大学院への進学が待っています。
しかし、自動的に大学院へ進学できる訳ではありません。
大学院試験(院試)というものを受験しないといけません。
この院試ですが、当日の試験の点数だけでなく、大学での成績も反映されます。

院試では推薦入試もメジャーなので、成績は超重要!

その成績はどうやって決められるの?
驚くかもしれませんが、ほとんどの大学の成績はテストの結果によって決められます。
高校までのように、『授業態度』のような評価項目はあまりありません。
あったとしても、出席を軽く確認されるくらい。
つまり、いくら授業を真面目に受けていてもテストの点数が悪ければ、単位を落としてしまうということになります。
逆に、授業をサボっていても、テストで結果さえ出せば成績は高くつけられます。
要するに、大学では、テスト勉強だけしっかりやっておけばOKということ。

本記事では、具体的なテスト勉強法についても解説しているので、最後まで読んでみてくださいね!
『テスト対策』だけの勉強はNG

ここで一つだけ注意点があります。
それが、テスト対策だけの勉強はダメということ。
後述しますが、ハッキリ言って、大学のテストなんて過去問だけやっていれば単位は取れます。
ですが、そんなテスト勉強は全くもって無意味です。

別に単位取れて卒業できるなら良くない?
↑こう思うかもしれませんが、大間違い。
文系ならともかく、我々理系大学生は絶対にやってはいけません。
理由は次の3つ。
単位だけ取れても意味がない
そもそも、テスト対策だけの勉強は、単位は取れても高成績は絶対に取れません。
理由は簡単で、知識の応用ができないから。
毎年、似たような出題形式であることには変わりありませんが、必ず応用問題があります。

でも、高成績を目指している訳じゃないんだけど…
恐らくほとんどの大学生はこんな感じですが、ほぼ全員が3回生以上で絶望することになります。
その理由が、研究室配属。
実際、大学4回生からスタートする研究室は、基本的には成績順で希望が通ります。
『人気な研究室やゼミ=就職に強い・教授がアタリ』ということですよね。
当然、そのような人気の研究室やゼミは成績上位者で溢れ、成績が低い人は入るチャンスすら与えてもらえません。
その結果どうなるか。想像するのは簡単ですね。
ズバリ、不人気なハズレの研究室に配属されます。
こういう研究室の教授は企業とのコネも無く、これといった独創的な研究をすることもないので就活で圧倒的に不利になります。
『優良なホワイト企業への道は閉ざされ、給料の低いブラック企業へまっさかさま』って感じですね。
こうならないためにも、成績は上位30%以内に入るくらいにはしておきましょう。

大学生の先輩としての、本心からの警告ですよ(笑)
将来働くときに知識がないと無理
理系として卒業すると研究職に就く可能性が高いです。
その時に、大学で習った内容すら分からずに、仕事ができると思いますか?
答えは簡単で、絶対に無理です。
また、卒業研究でも同じことが言えて、最悪の場合、卒業ができなくなります。

後になって必死になるよりも、テスト勉強をちゃんとやっておく方が圧倒的に楽ですよ
院試勉強でもう一回やることになる
最後が、院試の存在です。
結局、院試勉強でもう一度やることになります。
何も理解していない状態からスタートするのはキツいので、今の内にやり得ですよ。
大学のテスト勉強はいつから始める?


大学のテストってそんなに大事なんだ!
じゃあ、いつ頃から始めれば良いの?
個人差や授業内容にもよりますが、だいたいは2週間前から勉強を始めておけば余裕です。
というのも、大学の試験は内容が難しいものが多いものの、テスト範囲は高校ほど多くありません。
『授業を聞いていて、全く分からなかった』みたいなことが無い限り、2週間前からのんびり始めておけばOKです。

ただし、一夜漬けはNG!
理系大学生のテスト勉強法

ではここからは、具体的なテスト勉強法について解説していきます。
僕自身、この流れで勉強したことで、100点を量産してきました。

再現性はかなり高いので、ぜひ参考にしてくださいね
Step1:とにかく過去問集め
結論から言うと、大学のテストは過去問ゲーです。

過去問なんてあるの!?
今まで高校生だった皆さんからするとあまり馴染みがないかもしれませんね。
でも実際に、ほとんどの授業には過去問が存在します。
しかも、大学のテストでは過去問を持っているのと持っていないのとで雲泥の差があります。
理由としては、次の2つ。
大学の専門科目は練習問題が少ない
1つ目の理由は、大学の専門科目の教科書は練習問題の量が少ないということです。
例として、数学で考えてみます。
高校の時って、教科書以外にも問題集みたいなのを別途買わされたませんでしたか?

青チャートとか、プラチカとか
この問題集のお陰で、試験範囲の問題集をやり込めばある勉強できた人も多いはず。
しかし、大学の授業では練習問題の量が圧倒的に少ないです。
なので、練習できる問題数に限りがあるんですよね。
そこで役に立つのが過去問。
シンプルに、過去問は問題集の代わりになってくれます。
大学の内容なんて『自分でやってみてなんぼ』みたいなものが多いので、練習問題はあるに越したことはないですよ。
大学のテストは、毎年似たような問題から出現する
2つ目の理由は、大学のテストは毎年似ているということです。

え、まじか!!!

これが大学の現実やで(笑)
僕の経験上、専門科目の8~9割は過去問と同じ形式での出題です。
過去問を解いた経験があると、本番でもパッと見ただけで内容が分かるので、圧倒的に早くて楽ですよ。
ということで、まずは先輩・友達から過去問を入手することに全力を注ぎましょう。
Step2:教科書にどんどん書き込む
これは普段の授業から意識することですが、教科書にはどんどん書き込みをしていきましょう。

え~、あんまり教科書は汚したくないな~
↑このような人は結構しますが、ハッキリ言ってめっちゃ損してます。
理由は次の通り。
勉強の効率化に繋がる
最大の理由が、勉強の効率化です。
テスト前に分からない所があった時、いちいちノートを読み返して確認するのは時間がかかりますよね。
一方、要点だけでも教科書に書き込んでおけば、ノートを見返す手間を最小限にすることができます。

大学の内容は、2~3回読み直さないと理解できないものも多いからね
中・長期的に見た時に、効率的に学習できるように心がけましょう。
院試勉強がはかどる
もうひとつの理由が、院試勉強がはかどることです。
先ほどから言っていますが、ほとんどの理系大学生には院試が待ち受けています。
どうせ院試勉強の時にもう一回勉強することになるので、今の内から要点を書き込んでおいた方が楽ですよね。
この2つの理由から、教科書へどんどん書き込んでいくことを、大いに推奨します。
Step3:例題などで問題演習
これについては言うまでもありませんが、教科書にある問題には目を通しておいて損はありません。
理由としては、必ずしもテストが過去問だけから出る訳ではないこと・基礎的な知識や学力を身につけれること。

基礎的なことが分かってないと、高学年で苦しむことになります
実際、高学年になるにつれて、授業についてこれない人・単位が取れない人が多くなるため、留年生の割合も増えてきます。
留年して良いことなんて1つもないので、ちゃんとやっておいた方がいいですよ。
Step4:過去問を解きまくる
最初にも言ったように、過去問だけは絶対にやっておきましょう。

過去問を一通りやって単位を落とした人はマジで見たことないです
そのくらい重要で簡単な対策なので、時間がない人でも欠かさないよう。
最重要:過去問の入手方法


そもそも、過去問ってどうやって入手すれば良いの?
大学生になったばかりだと、過去問の入手方法がイマイチ分からないですよね。
でも、安心してください。
ハッキリ言って、過去問はそんなにレアな物じゃないです(笑)
同じ学科の友達や先輩に聞いてみれば、持っている人は必ずいます。
そのためにも、最初は大変ですが、友達作りから頑張っていきましょう。

過去問だけじゃなく、友達の多さで大学生活の難易度がめっちゃ変わりますよ
「理系大学生のテスト勉強法」まとめ
今回は、理系大学生のテスト勉強法について解説しました。
何度も言うように、大学院への進学という理系ならではの進路があるせいで、勉強はサボれません。

どんなに勉強嫌いでも、テスト勉強だけはサボらずに
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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