TOEIC対策に、単語帳が必要派と不要派がいるのですが、どちらが正解なのでしょうか?
TOEICの勉強をしている人なら誰しも一度は気になったことのはず。
世の中には、『TOEICに単語帳は不要!』と言っている人たちをたまに見かけます。
しかし結論から言うと、TOEIC勉強してて単語帳を使わない選択肢はありえません。
『TOEICに単語帳なんていらん!』って言っている人は、大ウソつきです。
本記事では、TOEIC対策に単語帳が絶対必要な理由について解説していきます。
TOEIC920点ホルダーの僕でも、TOEIC専用の単語帳を愛用しています
結論:TOEICの対策に単語帳がいらないワケがない
冒頭にも言いましたが、TOEIC対策用の単語帳は必須です。
ほとんど例外なく、全員にです。
ほとんどの方とは純ジャパで留学経験とかも一切ない方。
海外経験者や帰国子女など、日常単語を既に網羅している方は例外です。
まあ、本記事を見てくれている方なら全員該当しますよね。
なので、結論的には『この記事を読んでいるあなたにはTOEIC専用の単語帳は必要』ということです。
では、なぜTOEICの対策のために単語帳が必須でしょうか?
その理由や根拠について、僕の体験談・勉強談を交えて詳しく解説していきます。
ほとんどの人にTOEIC単語帳が必須な理由
先ほど言ったように、ほとんどの方にとってTOEICの単語帳が必須なのには理由があります。
それが以下の点。
ひとつひとつ解説していきますね。
TOEICはマジで単語ゲー
まず初めに、TOEICは単語ゲーということを認識する必要があります。
その最大の理由は、TOEICの問題量の多さ。
TOEIC未受験の方だと知らないかもですが、8割以上の受験者は最後まで解き切ることができません。
一般に、最後まで解き切れるのは800点以上と言われています
また、TOEICは英語力の試験というよりは情報処理の試験に近いものがあります。
ぶっちゃけて言うと、TOEICで問われる英語力なんて大したものじゃありません。
これは、僕自身がIELTSなどのゴリゴリの英語試験を受験してから気付きました。
TOEICで求められているのは、短時間で多くの英文を処理する力なのです。
そして、この手の試験では単語力がものを言います。
例えば、TOEICには読む必要がない文章があるのは知ってますか?
TOEICでは効率良く英文を処理すれば良いので、設問に一切関わらない不要な文章も多く存在しています。
つまり、『設問に必要な部分・無駄な部分』を素早く判断することが効率アップの近道ということです。
そして、その元となるのが単語力です。
なので、手っ取り早くスコアが欲しいならまずは単語力強化から始めるべきなのです。
TOEICと大学受験英語は全く別物
2つ目の理由として、TOEICと大学受験英語との違いが挙げられます。
ほとんどの方が大学受験を経験していると思いますが、TOEICと受験英語は全く違います。
受験英語:精読メイン
TOEIC:速読メイン
つまり、TOEICではひとつひとつの単語の意味を完璧に把握する必要はないのです。
大まかな流れとかを掴むだけで良い問題も結構あります。
ただしその分、必要な情報だけを抜き取って速読しないといけません。
大学受験の英語試験感覚でTOEICに挑むと、かなり痛い目を見ます。
TOEICという試験の特性上
3つ目の理由が、TOEICという試験の特徴から来るものです。
実は、TOEICには独自の世界観が適用されています。
例えば、これらの事に関する単語は一切出題されません。
受験英語だとよく目にする単語でも、TOEICでは絶対に出題されません。
逆に、TOEICならではの一風変わった単語というのも数多く存在し、頻出します。
『awning・rake・patio』などがその例です
つまり、不要な単語は省き・必要な単語のみを効率的に覚えることがTOEICのスコアに直結します。
以上の3つの理由から、TOEIC対策には単語帳が必須なのです。
『TOEICに単語帳はいらない!』と言っている人の心理
ではなぜ、『TOEICに単語帳なんていらん!』と言っている人がいるのでしょうか。
主に3つの理由があると思います。
1つ目に関しては、まあしょうがない面もありますね。
最初から英語が得意でそれこそ海外経験があるなら、そりゃ不要だわなってことです。
問題は2つ目と3つ目について。
『TOEICに単語帳はいらない!』と言っていて、1つ目に該当しない人はマジでヤバいと思います。
というのも、普通にTOEICの勉強してきて900点以上取った人がそんなこという訳ないです…
だって、純ジャパで最初からTOEICに出てくる単語を知っている訳ないですもん。
問題集に出てきた単語を抑えるって言っても、どんだけの量をやらないと網羅できないと思っているのでしょうか…
それこそ効率悪いですし、そのための単語帳ですよね。
本当に大ウソつきだと思うので、信じたらダメです!
たまにブログで自称900の人が語ってますが、詐称だと思います(笑)
TOEIC対策の単語帳は何でも良いの?
TOEICでも単語帳は必要なのは分かった。
じゃあとりあえず、大学受験の時に使ってた単語帳を引っ張りだして……
チョット待ったァァァ!!!
TOEIC対策には単語帳は必須と言いましたが、何でもいい訳ではありません。
先ほども言ったように、TOEICと大学受験英語とでは本質が全く異なります。
あくまでTOEICのスコア目的だけで見たら、受験用単語帳には無駄な単語がかなりあります。
なので、TOEIC対策に特化した単語帳を使って効率的に進めていきましょう。
ド安定:TOEIC対策にオススメの単語帳
じゃあ、どんな単語帳を選べば良いの?
先に結論を言っちゃいますが、920点ホルダーの僕が激推しする単語帳はこれ↓。
金のセンテンスという単語帳です。
この単語帳は、TOEIC専用の単語帳の中で最も有名な、金のフレーズの姉妹本です。
ですが僕は、圧倒的に金のセンテンスを推します!
というか、金のセンテンスのお陰で920点取れました
金のフレーズが一番有名なら、そっちで良いじゃん?
↑このように思っている方は多いはず。
僕が金のセンテンスを推すのには、2つの理由があります。
金のセンテンスをオススメする理由その1
1つ目の理由は、単語帳のシステムにあります。
具体的には、金のフレーズと金のセンテンスでは次のような違いがあります。
そもそも、TOEICは全てが英語で書かれています。
つまり、TOEICという試験自体が英語→日本語という流れになっている訳です。
そのため、金のセンテンスの方が、より実践形式に近いので普段から本番に近い勉強ができます。
金のセンテンスをオススメする理由その2
2つ目の理由は、金のセンテンスは文章単位で単語を覚えることができるからです。
金のフレーズの場合、単語はひとつひとつが独立しています。
一方、金のセンテンスの場合だと文章があって、その中の単語を掘り下げるという構成になっています。
つまり、その単語が文中でどのように使われているのかも合わせて覚えることができるということです。
なんなら、自然と文章自体を覚えちゃうことで、単語も覚えられます
またそれと同時に、文章中で正しい単語の使い方を学ぶことが出来るので文法的な知識も身につきます。
『今まで英単語を覚えるのが苦手だった~』
金のセンテンスは、↑このような方に特にオススメの単語帳です。
「TOEIC対策に単語帳はいらない?」まとめ
今回は、『TOEIC対策に単語帳は必要なのか』について解説してきました。
冒頭でも述べたように、普通にTOEICに挑戦する方にとっては単語帳は必須です。
また、数あるTOEIC専用単語帳の中でも、圧倒的に金のセンテンスがオススメ。
単語帳を駆使して、揺るぎない単語力を身に付けてください。
今回は以上。最後までお読みいただきありがとうございました。
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