
TOEICのリーディングが伸びない者です。
いくら勉強しても、全くリーディングのスコアが上がりません。
TOEICのリーディングのスコアを上げるための対処法を知りたいです!
近年、就活や受験などに外部試験が導入されるようになりました。
その中でもメジャーなのがTOEIC。
TOEICのリーディングパートは問題量が多く、最後まで解き終わることが難しいことで有名です。

一般的に、TOEICを最後まで問題を解き終わる能力は800点以上と言われています
つまり、リーディングパートを全て解き終われない方がほとんど。
本記事では、リーディングパートが伸びない時の『たったひとつの対処法』について紹介しています。
僕自身、この対処法によってリーディングパートを最後まで解き終わることができたので、効果はバツグンですよ。

この記事を書いている僕は現役大学生(4回生)
理系大学生ですが、2ヵ月半の勉強でTOEIC845点を取得した経験から本記事を書いています。
【結論】リーディングパートが伸びない時の対処法は多読!

結論から言います。
TOEICのリーディングが伸びない時の対処法は『多読』、これだけです。
多読については後ほど詳しく説明しますが、簡単にできて効果抜群の勉強法です。

700点以下のスコアの方には特にオススメです!
多読とはどんな勉強法か


そもそも、多読ってどんな勉強法?
多読とは読んで字のごとく『文量の多い文章をとにかくたくさん読む』という英語学習法です。
後述する理由から、多くの文章と触れ合うことで言語力を飛躍的に向上することができます。

特に、TOEICは非常に文量の多い試験なので、慣れは必須です
まずは『英語に慣れること』が最重要なので、初学者には特に多読をオススメします。
多読のメリット

多読には多くのメリットがあります。それが以下の点。
英語に慣れることができる
多読最大のメリットが、英語に慣れること。
そもそも、最初からいきなり英語を書いたり喋ったりできる人はいませんよね。
誰でも、赤ちゃんの頃は母国語でさえ理解できません。
年齢を重ねるにつれて喋れるようになったり、語彙が増えたりします。
なぜこのような成長をしていくのかと言うと、ずっとその言語に触れ続けてきたからです。

その言語に慣れるにはとにかくその言語と多く触れ合うしかないということです

でも急に、『英語に慣れろ!』って言っても意味が分からん…
確かに、最初は意味がわからないはず。
英語の文章問題を解きまくるにしても、お金もかかるし何よりメンドウですよね。
しかし、本を読むという勉強法ならどうでしょうか?
本なら一冊買うだけならお金もかからないですし、楽しみながら取り組むことができます。
結果的には、英語に慣れるための量をこなすことができるということです。

コスパ最強ですね!
『英語を頭から理解できる』ようになる
続いてのメリットが、『英語を頭から理解できる』ようになることです。

ん、どういうこと?
この意味を理解できる人は、ある程度英語上級者の方だと思います。
そもそも、『英語を頭から理解』とは何ぞや?ということからです。
英語は文法上、『主語+動詞+(補語)+(目的語)』のような構成です。
しかし私たちが普段使っている日本語の文法は違います。
『(主語)+(補語)+(目的語)+動詞』のような構成になっています。
まとめると、次のような感じです。

動詞が前に来ることに慣れていない日本人にとっては、英文を読むことは難しいことなんです
英文を『英文として』処理できるようになる
続いてのメリットが、英文を『英文として』処理できるようになることです。

これまた意味がわからぬ…
簡単に言うと、頭の中で翻訳せずに英文を読むことです。
英語初心者・英語が苦手な人は、頭の中で日本語に翻訳しながら英文を読んでいます。

これをやっている人が本当に多い
僕も経験があるので分かりますが、日本語に翻訳する方が安心しますよね。
でもそれでは、いつまで経っても英文を読むスピードは上がりません。
最初にも言いましたが、TOEICは非常に文量の多い試験です。
ゆっくり読んでいては、到底解き終えることはできません。
英文を読むスピードが爆上がりする
結局、全てはこれに帰結します。
TOEICでは英文を読むスピードが命。
最後まで問題が解けるのと解けないとでは、リーディングのスコアが全然違います。
ぜひ、TOEICを最後まで解き終われるように多読学習に励んでみてください。
多読にオススメの本は?


じゃあ具体的に、多読の教材は何が良いの?
日本語の本ならまだしも、英語の本なんて何を選べば良いのか分からないですよね。
結論から言うと、自分の英語レベルに合うものなら何でもOKです。
先ほどからずっと言っているように、多読は英語に慣れるための『手段』であり『目的』ではありません。
自分が興味のあるもの、読みたいもので楽しく英語学習ができれば万々歳です。

そんな抽象的に言われても、結局何読めば良いのかわかんねえよ~
とは言え、↑こんな人は多いと思うので、オススメの本をいくつか紹介しておきます(笑)
英語超初心者
英語超初心者の方にオススメなのが『A to Z Mysteries』。
現地では、児童書扱いらしいので比較的簡単な英語だけで構成されています。
まだまだ英語が苦手な超初心者の方にオススメです。
英語初心者~中級者
英語初心者の方にオススメなのが『Magic Tree House』。
英語の本ですが、いろいろな時代の土地が舞台になので、内容自体も楽しめると思います。
英語のレベルもそんなに高くないので、安心して読むことができますよ。
英語中級者~上級者
英語中級車~上級者の方にオススメなのが『Harry Potter』。
個人的なイチオシがこれです。
オススメの理由はいくつかありますが、とにかくストーリーが面白い!
さらに、ハリーポッター自体が超有名シリーズなので読みやすいのが特徴です。

ただ、かなり分量が多く英語難易度も高めなので、少し骨の折れる作品です
チャレンジする価値は大いにあるので、英語力に自信がある方はぜひ挑戦してみてください。
多読学習の注意点

ひとつだけ、多読学習における注意点があります。
それが、絶対に無理をしないこと。

『多少簡単だな~』と思えるくらいの本で全然OKなので、ひとつの本を読み切ることを意識しましょう
また、分からない単語がかなり出てくるかと思うのですが文章の内容に深くかかわらなければ基本無視で大丈夫です。
多読の目的は『量をこなすこと』であり『精読』ではありません。
なので、ひとつひとつの単語を完璧に把握する必要はありません。
全体の中で6割程度理解できれば上出来ですので、そんなに重く考えずに、まずは読み始めてみましょう。
「TOEICリーディングが伸びない時の対処法」まとめ
今回は、TOEICのリーディングが伸びない時の対処法である多読について紹介しました。
僕が2か月半でTOEIC845点取れたのも、多読学習のお陰です。
TOEICのリーディングのスコアに伸び悩んでいる人はぜひチャレンジしてみてください。
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