近年、美容効果があるとして炭酸水が注目されています。
また、自宅での晩酌や料理にも使用できることから炭酸水を重宝している方は多いのではないでしょうか。
僕自身も、現在大学生で一人暮らし中なのですが、毎月炭酸水を箱買いするほどの炭酸水好きです。(カルピスの原液やお酒のリキュールを割って飲むのが好きなもので)
そこでふと気になったのが、炭酸水をamazonでなどで箱買いするのと炭酸メーカーを購入して自宅で作るのと、どちらがおトクに、コスパが良いのか。
同様の疑問を持っている方も少なくないと思うので、今回はこちらの疑問を解消するべく、様々な角度で調べた結果から得られた結論をまとめてみました。
炭酸水とは?

炭酸:水に炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んでいる溶液のこと
元々は、自然に存在していたもので飲料や温泉として利用されてきました。
さらに、近年では無糖の物(清涼飲料水以外のもの)は健康効果があることで注目されています。
炭酸水によって得られるメリット

先ほど、炭酸には健康効果が期待されていると言いましたが、具体的にはどのような効果が期待されているかを軽く紹介していきます。
疲労回復
人は疲れを感じると身体のpHが酸性(pH>7)の方に傾き、それによって疲労物質をため込みます。
(一般的に、疲労物質を排出するには尿や便として排泄する必要があります。)
そこに炭酸水を摂取すると、炭酸水に含まれる炭酸ガスは胃腸を刺激するので、体内に水分が吸収されれやすくなり、血液量も増えるため、結果的に尿量も増えて疲労物質(=老廃物)を排出しやすくなります。
このことから、炭酸水には疲労回復効果があると言われています。
整腸作用(便秘解消)
炭酸ガスは胃腸の欠陥が刺激を受けて粘膜を刺激してくれるため、炭酸水を飲むことで便秘の解消に期待できると言われています。
特に起床後すぐに炭酸水を飲むことで便秘が解消されやすく、老廃物の排出もスムーズになります。
(腸内環境を改善したいという方は、硬度の高い炭酸水がおすすめです。)
お通じに悩む方や、食べ過ぎてしまった翌日などは炭酸水を飲んでみると良いかもしれません。
肩こり・冷え性の改善
肩こりの原因の多くは血行不良と言われています。
炭酸水を飲むことで血中の二酸化炭素濃度が上がるので、より多くの酸素を運ぶために血行が改善されることで肩こりの症状緩和や予防に繋がります。
また炭酸水を摂取することで血管の中に炭酸ガスが入り、血中の二酸化炭素濃度が高くなるので血流量が増えて新陳代謝が上がります。
このことから冷え性も改善される可能性があります。
ダイエット効果
炭酸水を飲むと胃の中に炭酸ガスが充満し、胃が膨張することで満腹感を感じやすくなります。
間食を食べてしまいがちな人やダイエット中でもすぐにお腹が空いてしまう方などは、日常的に炭酸水に変えることで食事量が減り、摂取カロリーを抑えられるかもしれません。
一般的に、ダイエット目的の場合は300ml~500mlを目安に飲むことがオススメとされています。
炭酸水の飲料以外での用途

炭酸水は飲料として使用する以外にも、様々な用途で効果的に使用することが可能です。
美容効果
炭酸水には、肌のひきしめ効果があるので、収れん化粧水のように肌をひきしめてくれます。
また、炭酸水の発砲性により肌の汚れを浮かす効果があったり、炭酸水の気泡が肌表面に残る古い角質をやわらかくして毛穴汚れをおとすことにより、肌の血行の促進も期待されます。
掃除用
水垢系
電気ポットの中などにこびりついている水垢は、水道水やミネラルウォーターに含まれるミネラル成分などが結晶化したものです。これらの汚れも炭酸水で落とすことが出来ます。
ヒトの皮脂系
アクセサリーなど、普段から長時間身に付けている物には、汗や皮脂などが原因の汚れが多く付着しています。
炭酸水に付け置き洗いをすることによって、これらのアクセサリーに付着した汚れ(皮脂・垢など)を取り除くことができます。
(汚れは炭酸ガスが気泡化するときに取れるので、冷えた炭酸水の方がより効果的です。静かにつけ置き洗いした後は、そのまま布でふき取って乾かせばOKです。)
ガラスの掃除
ガラスに付着している汚れのほとんどが埃や塵です。
ガラスの表面に細かく付着しているので、普通に拭き掃除をするだけでは十分に除去することは出来ません。
そこで、炭酸水の出番です。炭酸の泡の力で埃や塵を浮かせて取りやすくし、またすぐに乾く性質もあるので拭き跡が残りにくく仕上げることが出来ます。
(ただし、砂糖入りは乾くとベタベタするので掃除に向きません。砂糖や香料が使われていない炭酸水であるかをまずは確認しましょう。)
結論:一人暮らしの人は箱買い・家族で買うなら炭酸メーカー

さて、ここからは炭酸水は箱買いをする方が良いのか、炭酸メーカーで作るほうが良いのかですが、個人的な結論は以下の通りです。
さらに詳細に分けるとすると以下の通りです。

僕がこのような結論に至った理由と比較を紹介していこうと思います。
箱買いと炭酸メーカーの比較

炭酸水の箱買いと炭酸メーカーとの比較を、費用面・手間面・その他の面についてそれぞれ考慮していきます。
費用面
恐らく多くの方が、最も重要であると考えていることが費用面のことだと思います。
まず、箱買いの場合です。
今回は、箱買いのテンプレートをamazonの500ml×24本のケース(定期便)とします。
箱買いの場合、1ケースで1822円(\76/本)という料金になります。これでもかなり安いですよね。
次に、炭酸メーカーの場合です。
今回は、炭酸メーカーのテンプレートをe-soda(イーソーダ)とします。
e-sodaの場合、初めてセットプラン(カラー:ホワイト)だと税込み18865円という料金になります。
e-sodaの炭酸メーカーの場合、炭酸ガスシリンダー1本で500mlペットボトル約120本分なので、この時点では\157/本という料金になります。若干割高に感じますよね。
しかし、初めてセットプランには本体代も含まれており、単純な炭酸水代だけではないので、あまり正確な値段ではありません。
実際に、交換用の炭酸ガスシリンダー3本~が税込み6480円+送料700円ですので、初めてセットプランから込々で考えると、炭酸ガスシリンダー4本分なので、500mlペットボトル約480本分ということになります。
従って、初めてセットプラン+交換用の炭酸ガスシリンダーを一回申し込んだ場合の値段は、26045円(\54/本)という料金になります。この時点で箱買いの場合よりもかなり安くなっています。
この、交換用炭酸ガスシリンダーを買い続けば買い続けるほど、箱買いの場合よりもどんどんおトクになっていき、最終的には、1本当たり約18円という値段で炭酸水が楽しめます!
この場合だと、500mlペットボトルの炭酸水を毎日買う方と比べて、年間35040円もおトクになります。
費用面だけで見ると、継続する前提であれば炭酸メーカーの方が断然おトクであることが分かります。

手間面
次に考えることは、お手入れや掃除などの手間面です。
箱買いの場合ですと、ペットボトルの状態で配達されるのでお手入れや掃除などの手間は一切かかりません。
ただし、ペットボトルをリサイクルに出すなどの分別の手間や、配達される際の段ボールの処理のような手間はかかってしまいます。
一方、炭酸メーカーの場合、本体の定期的にお手入れや掃除が必要になります。
具体的には、以下のような感じです。
通常は水で洗い流し、ジュースやお酒等を使用された場合はインフューザー(注入口のついたキャップ部分)ボトルを水で洗い流してから20度~30度の水に3分以上浸し水を切って乾燥させてください
(e-soda公式Q&Aより)
ペットボトルとは違い、捨てるものは特にないので、リサイクルの仕分けや段ボールの処理などの手間はかかりません。
かかる手間の部分はあまり大差は無いので正直好みだと思いますが、個人的には手間の面では箱買いの方が楽だと思います。
ただし、エコなのは炭酸メーカーの方ですし、リサイクルの仕分けなどの作業が面倒な方は炭酸メーカーの方が好みに合うかもしれません。
その他の面
最後に考えることは、その他の面です。
その他の面とは、美容や掃除などの飲料以外での用途のことです。
先ほども述べたように、炭酸水は飲料以外にも様々な用途に使用することが出来る有能な液体でもあります。
特に、美容を意識している方には、洗顔などにも使いたいと思います。
箱買いの場合、1本76円するものを洗顔に使うことは、少しはばかられますよね。
一方、炭酸メーカーで作った炭酸水なら、1本約18円(継続して使っている場合)ですし、自宅の水道水から作ったものなので、洗顔に使うことにもあまり抵抗が無いと思います。
このことから、飲料以外での用途も視野に入れている方は、炭酸メーカーの方がおトクです。

「炭酸水は箱買いと炭酸メーカー、どちらがおトクか」まとめ

ここまで、炭酸水は箱買いと炭酸メーカーのどちらがおトクなのかについて、様々な面から考えてみました。
ここまでの情報をまとめると、
これらのことを踏まえると、一人暮らしの方には炭酸水を箱買いを、家族・大人数で生活している方には炭酸メーカーをおススメします。
もちろん、炭酸水を飲料としてのみ使用する方なのか、飲料以外にも美容の洗顔や掃除などにも使用する方なのかによって個人差はあると思いますが、現在大学生で一人暮らしの僕自身は毎月炭酸水を箱買いしています。
正直、箱買いはペットボトルの分別や段ボールの処理などの面倒な面もありますが、手軽に炭酸水をゲットできることや、飲料のみに使用していることを判断して、箱買いの方を継続していこうと思います。

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